今回は、大学院合格でも非常に重要になる“研究室訪問のやり方”について徹底的に解説していきます。
実際の合格者の声をもとに、
INPASSが持つ過去のデータと照らし合わせながら詳細解説を行っていきます。
おそらくここまで詳しくまとめた記事は、他には存在しないと自負しています。
ぜひ本記事をブックマークに保存し、繰り返し確認するようにしてください!
さらに申しますと、本来はINPASSの講師向けにしか公開していなかったデータになります。
是非最後までご覧ください!
Q. この記事の信ぴょう性は?
A.
本記事は、のべ500人以上もの院試相談の実績と指導を行ってきたオンライン院試塾INPASSによって作成された記事です。
また、合格者であり弊塾の講師が作成させていただきましたので、院試合格に向けた検討材料としても活用可能な記事となっています。
また本記事は、大学院入試情報サイト「insearch」さんと共同で作成させていただきました。
ぜひ下記の記事と合わせてご覧ください。
(insearchさんの記事内でも、INPASSを紹介いただきました!)
それでは本編に行きましょう!

第1章 研究室訪問とは?
研究室訪問とは、大学院入学後に配属を希望する研究室を事前に訪問することを意味します。これは、研究室の雰囲気や教授の指導方針を理解するだけでなく、自分自身の志望を明確にし、入学後のミスマッチを回避するために必要なプロセスです。また、研究室訪問は、実際にその場に足を運び、研究活動のリアルな側面を体感する機会でもあります。

研究室訪問の意義
研究室訪問の一番の意義は、直接的な交流を通じて、研究室や教授の価値観を肌で感じられることです。本やウェブサイトの情報では得られない「生きた情報」を収集できるため、入学後の研究活動をより充実させる準備が整えられます。
例えば、教授がどの程度学生に関与するか、研究テーマの決定プロセス、日常の雰囲気、コアタイムの有無など、研究室によって異なる点を事前に知ることができます。これらの情報は、あなたの希望や適性に合った研究室を選ぶための重要な判断材料となります。
学生と教員が交流する重要な機会
研究室訪問は、学生が自分の研究課題や興味を教授に直接伝える貴重な機会です。このような相互交流は、単なる質問の時間を超え、教授との信頼関係を築く初めの一歩でもあります。例えば、教授から思いもよらないアドバイスをもらったり、研究テーマについて具体的なヒントを得たりすることもあります。
また、研究室で出会う在籍学生との会話も非常に有意義です。彼らの体験談を通じて、日々の研究室生活や教授の指導スタイルについて、より深い理解を得ることができます。
初めて訪問する人向けの基礎知識
初めて研究室を訪問する場合、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう:
- 訪問の目的を明確にする
例えば、「研究テーマの方向性を確かめたい」「教授との相性を確認したい」など、具体的な目的を設定しましょう。 - 事前に準備をする
研究室の公式サイトや過去の論文を調べ、基本的な情報を把握しておきます。また、質問リストを作成しておくことで、訪問中の時間を有効に使えます。 - 第一印象を大切にする
服装や態度に注意し、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

私自身も研究室訪問を通じて多くの発見がありました。例えば、研究室の雰囲気が思っていた以上にフレンドリーで、自分の考えを自由に話せる環境だと分かったとき、大きな安心感を得ました。また、教授との対話の中で、自分の研究アイデアに新たな視点を加えるヒントを得られた経験もあります。
研究室訪問は、単なる情報収集に留まらず、将来の研究活動の土台を築くための貴重なステップです。初めての方でも準備を整えることで、有意義な時間を過ごせるでしょう。
第2章 研究室訪問をするべき理由3選
研究室訪問は、大学院入試を成功させるために重要なステップです。以下では、研究室訪問を行うべき理由を3つ挙げ、それぞれ詳しく解説します。

理由1: 教授や研究室の雰囲気を直接知れる
研究室訪問は、教授や研究室の雰囲気を直接知る絶好の機会です。ウェブサイトや募集要項から得られる情報だけでは、研究室の実際の空気感や教授との相性を把握するのは難しいものです。
例えば、研究室の雰囲気が堅苦しいものなのか、自由な発想が尊重される環境なのかを感じ取ることで、自分に合った研究室を選べる可能性が高まります。また、教授がどれだけ学生の自主性を尊重するか、指導スタイルがどのようなものかといった重要なポイントも、直接話すことで初めて明らかになります。
理由2: 志望動機を具体化できる
研究室訪問を通じて、志望動機をより具体化することができます。教授との対話や研究室の設備を見学することで、「なぜこの研究室で学びたいのか」を明確にでき、志望理由書や面接対策にも活用できます。
理由3: 院試実状や学びのヒントが得られる
訪問時には、在籍学生から直接、院試の実状や学び方についてアドバイスを得ることができます。過去問の活用方法や面接でのポイントなど、実践的な情報を収集することで、入試に向けた準備が効率的に進みます。
初めての研究室訪問の準備について

実際に訪問する前に、教授の著書を一度は読み込み、研究テーマやアプローチへの理解を深めました。また、リサーチマップや大学のウェブサイトを通じて、教授がこれまでどのような研究を行ってきたのか、現在取り組んでいる課題は何かを徹底的に調査しました。加えて、訪問時に「大学院でどんな研究をしたいか」を問われる可能性が高いと予想し、簡潔で分かりやすい自己説明を用意しました。例えば、「〇〇を□□することについて研究してみたいです」といった形で、自分の研究テーマや目的を具体的に伝えられるよう準備しました。この準備が、最終的には院試での口頭試問にも非常に役立ったと感じています。
訪問中に印象に残ったアドバイスや言葉
「まずは勉強しましょう」という言葉が特に印象的でした。私が志望する地域研究分野では、さまざまなフィールドに赴き、超学際的な研究が求められます。そのため、地域研究を行うフィールドワーカーの多くが複数の語学に堪能であることに気付きました。語学力を含む知識やスキルは一朝一夕では身につかないため、日々の積み重ねが非常に重要です。教授の言葉は、語学だけでなく専門科目の学習に対する私の姿勢を改めて引き締めてくれるものでした。また、このアドバイスを受けて、研究や学問に対する継続的な努力の重要性を再確認しました。
研究室訪問での驚きや発見について
研究室を訪問して驚いたのは、教授たちが想像以上にフレンドリーで親しみやすかったことです。また、研究室全体の雰囲気がとてもオープンで、研究者同士の活発な議論が行われている様子が印象的でした。訪問前は少し緊張していましたが、教授や学生たちが親切に迎え入れてくれたことで、すぐにリラックスして研究室の環境に溶け込むことができました。
「ここで学びたい」と確信した理由について
訪問中に感じたのは、先輩方がとても生き生きとしていることです。自分の探求しているテーマについて、憧れの研究者たちと自由に語り合える空間が広がっていることに心からワクワクしました。
特に、研究に対する情熱や楽しさがその場の雰囲気から伝わってきた瞬間、「自分もここで学びたい」という強い思いが芽生えました。この研究室なら、学問的な好奇心を存分に追求し、豊かな学びを得られると確信しました。
第3章 訪問のおすすめの時期
研究室訪問を行う時期は、その効果を最大化するために慎重に選ぶ必要があります。それぞれの時期には特有のメリットとデメリットが存在します。以下に詳しく解説します。
春・夏休み

春や夏休みは、教授が比較的時間を取りやすい時期とされています。
この期間は研究室内の業務が落ち着いていることが多く、教授や在籍学生とじっくり話す時間を確保できる可能性が高いです。また、訪問者が少ない時期であれば、丁寧な対応を受けやすくなるため、研究室の雰囲気や教授の指導スタイルをしっかり確認できる絶好のチャンスと言えます。
メリット
- 教授や学生との対話時間が長く取れる可能性が高い。
- 比較的訪問者が少ないため、個別対応を受けやすい。
デメリット
- 一部の教授や学生が休暇を取っている場合がある。
- 長期休暇中は研究室の活動が一時的に停滞していることも考えられる。
注意点と研究室訪問をした際の経験談
春や夏休みでも、研究室によっては受験生の訪問を制限している場合があります。例えば、私が受験した京都大学のASAFASでは、専攻ごとに院試の1ヶ月前くらいから研究室訪問を受け付けなくなることが一般的です。
そのため、訪問を希望する場合は早めに教授や研究室のウェブサイトを確認し、訪問可能な時期を把握することが重要です。
さらに、訪問の際には具体的な質問を用意し、研究室の活動状況や実際の研究テーマについて深掘りする姿勢を見せることで、教授や在籍学生との信頼関係を築く第一歩を踏み出すことができます。
このような準備が、後の志望理由書や面接対策にもつながるでしょう。
秋口

秋は入試直前の情報収集に最適な時期です。この時期は研究室訪問のピークとも言え、研究室の実際の活動状況や教授、在籍学生の取り組みを間近で観察する良い機会となります。特に、教授や学生が入試に関する最新情報を提供してくれる可能性が高く、志望理由書や面接準備に役立つ具体的なアドバイスを得られることが魅力です。
メリット
- 入試に向けた具体的なアドバイスや情報を得やすい。
- 研究室が入試準備で活気づいており、緊張感の中でリアルな雰囲気を体感できる。
デメリット
- 教授や学生が忙しい時期であるため、長時間の面談が難しい場合がある。
- 他の訪問者とスケジュールが重なりやすい。
注意点とアプローチ
この時期に訪問する際には、効率的に情報を収集する準備が求められます。訪問前に、研究室の活動スケジュールや教授の繁忙状況を確認することで、スムーズな面談を実現できるでしょう。また、短い時間で要点を抑えた質問を行い、的確なアドバイスを得ることを心がけましょう。
研究室訪問をした際の経験談
例として、私が院試の前年度の秋口に訪問した際には、学生から「試験問題の傾向」や「過去問を活用する方法」について教えてもらい、それが試験対策に直結しました。このような情報を得られるのは、この時期ならではの利点と言えます。
年末年始

年末年始は、時間調整が難しい時期として知られています。多くの研究室が冬休みに入っているため、訪問のスケジュールを確保するのが困難です。
メリット
- 新年度の研究計画について事前に情報を得られる可能性がある。
デメリット
- 研究室の活動が一時的に停止していることが多い。
第4章 研究室訪問で見るべきポイント
研究室訪問を最大限有意義なものにするためには、特定の観点に注目することが重要です。ここでは、研究室訪問時に確認すべきポイントを具体的に解説します。

1. 研究内容や雰囲気
研究室の主な研究テーマや方向性が自分の興味に合っているかを確認することは大切です。同時に、研究室の雰囲気も注目すべき点です。
ポイント
- 学生や教員のコミュニケーションの仕方、意見交換の活発さなどを観察します。
研究室訪問をした際の経験談
雑談の中で、先輩から研究の進め方や日常のエピソードを聞けたことで、入学後のイメージが明確になりました。
注意点
教授や学生の性格が研究室の雰囲気を左右することが多いため、直感も大切です。
2. 設備や環境
文系の大学院においても、研究設備や環境は極めて重要な要素です。特に、資料やアーカイブへのアクセス、研究室のネットワーク、そして学問的な交流の場としての機能が、研究の進行を大きく左右します。
確認すべき点
- 研究室が所蔵する一次資料や電子データベースへのアクセス権がどれだけ充実しているか。
- 図書館やアーカイブ、提携する外部機関への紹介状がどの程度利用できるか。
- 教授や研究室が、国内外の研究者や機関とどれほど深いネットワークを築いているか。
- 研究会や勉強会がどのような頻度で、どのような形式で行われているか。
具体例と注意点
文系の研究では、アクセスできる資料やアーカイブが限られることが少なくありません。そのため、研究室が過去のプロジェクトでどのような資料収集を行ったのか、教授や学生が実際にどのようにネットワークを活用しているのかを尋ねると良いでしょう。

研究室訪問をした際の経験談
例えば、私が訪問した研究室では、教授が提携先のアーカイブや国外の研究機関に連絡を取り、必要な資料の収集を手伝ってくれることが分かりました。実際に研究室訪問をした際には、読みたいと思っていた論文をわずか1分で探し出し、共有してくださる迅速さに驚きました。
その他のチェックポイント
- 使用可能な共通機器やスペース(例: 議論用のミーティングルームや静かな執筆スペース)。
- 学内外の奨学金や補助金制度のサポート状況。
3. 研究室ライフについて
研究室での生活スタイルを把握することも重要です。コアタイムや研究室内のルール、イベントの頻度などを知ることで、自分のスタイルに合った環境かどうか判断できます。
確認すべき点
- 学生がどのくらい研究室に滞在しているか。
- 研究室内での交流やイベントがどれほど行われているか。
- 教授や学生が研究以外でどのような関係性を築いているか。
研究室訪問をした際の経験談
訪問した研究室では、教授が学生に声をかけ、進捗を丁寧に確認していた姿が印象的でした。また、ある研究室ではお茶会を開きながらリラックスした雰囲気の中で研究の相談を行うなど、多様なスタイルが見受けられました。このような機会に先輩から具体的な研究生活の体験談を聞けたことが非常に役立ちました。
4. 研究テーマの決定方法
自分の研究テーマをどのように決めるかは、研究活動を進める上での重要なポイントです。研究テーマが教授から提示される場合もあれば、学生自身が自由に決められる場合もあります。それぞれのスタイルにはメリットとデメリットがあるため、自分の学び方や研究の進め方に合う環境を見極めることが必要です。
質問例
- 「テーマは自分で提案できますか?」
- 「過去の学生がどのようにテーマを決めたか教えてください。」
- 「テーマ選びの際に教授のアドバイスはどの程度受けられますか?」
エピソード
訪問時、ある学生が「テーマ選びの自由度が高く、教授は基本的に提案を尊重してくれる」と話してくれました。また、「テーマ設定の際に具体的な資料や文献を提供してくれる」との情報も得られました。一方、私の場合は、具体的な研究提案を持参して教授に相談し、その提案に対して丁寧にアドバイスをもらえました。このようなサポートがある環境では、学生が主体的に研究を進めやすいと感じました。
第5章 訪問時の持ち物リスト
研究室訪問を有意義にするためには、事前準備が非常に重要です。ここでは、訪問時に持参すると良いアイテムとその理由を詳しく解説します。

必須アイテム
- メモ帳・ペン
訪問中に教授や院生から得た重要な情報を書き留めるために必須です。スマートフォンではなく、紙のメモ帳を使用することで、相手への礼儀や集中力の高さを示すことができます。また、ペンは予備も含めて準備しておくと安心です。 - 名刺や学生証(必要に応じて)
自己紹介の際に名刺や学生証を提示することでスムーズなコミュニケーションが可能になります。特に公式の場では名刺が重宝されます。名刺には自分の名前、連絡先、所属などを明記し、研究室訪問用に準備しておくと便利です。
あると便利なもの
- 質問リスト(あらかじめ準備)
訪問前に聞きたいことをリストアップしておくと、会話をスムーズに進められます。たとえば、研究テーマの進め方や院試対策に関する具体的な質問を用意しておくと良いでしょう。質問リストを持参することで、限られた時間内に効率よく情報を得ることができます。 - 研究室の論文や資料(予習用)
事前に教授や研究室の過去の論文を読み込んで持参すると、より具体的な質問が可能になります。また、教授との会話で研究に対する熱意を伝えられる良い機会にもなります。重要な箇所に付箋を貼ると、会話中にスムーズに参照できます。 - USBメモリ
訪問時に過去問や研究データなどの資料を共有してもらえる可能性があります。その際にすぐ対応できるよう、USBメモリを持参すると便利です。事前に空き容量が十分であることを確認しておきましょう。 - 軽食や飲み物、学食のお昼代
訪問が長時間にわたる場合や移動時間が限られている場合に役立ちます。また、学食で昼食を取ることで院生ライフを間近に体験する機会が得られるかもしれません。学食を利用する際は、現金を用意しておくと安心です。
私が持参して役立ったアイテム
- 研究計画書と説明のためのパワーポイントを印刷した資料
私の場合、具体的な研究計画を簡潔にまとめた資料を持参しました。教授から詳細なアドバイスをいただけたため、訪問後の研究計画の精度が大幅に向上しました。事前に読みやすいフォーマットで準備しておくことをおすすめします。 - A4の白紙
研究の話をする際に図解をしながら説明するのに役立ちました。特に、口頭で説明しきれない部分を視覚的に補うためのツールとして非常に有効です。また、訪問後にメモとして活用することもできます。
第6章 どうしても訪問できない時の最終手段
研究室訪問が難しい場合でも、オンライン面談を活用することで多くの情報を得ることが可能です。ここでは、リモートでの面談のメリットとデメリットを挙げ、効果的に活用するためのポイントを解説します。

オンライン面談のメリット
- 遠方でも面談が可能
遠方に住んでいる場合や、コロナ禍のような状況下でも、教員や学生と気軽に面談を行うことができます。移動の手間が省けるため、時間的なコストを削減できる点も大きな魅力です。 - 時間調整が容易
オンライン面談は、対面の訪問に比べて教員や学生とのスケジュール調整がしやすいのが特徴です。短時間でも対応可能な場合が多く、双方の負担を軽減します。 - クローズドな環境で質問しやすい
対面では緊張してしまう場合でも、オンラインならリラックスした状態で質問ができます。特に、個人的な悩みやセンシティブな話題を相談しやすくなる点がメリットです。 - 募集要項に記載された面談要件を満たす場合も
一部の大学では、研究室訪問の代わりにオンライン面談が認められるケースがあります。募集要項を確認し、リモート対応が可能か事前に確認しましょう。
オンライン面談のデメリット
- 研究室全体の雰囲気を把握しにくい
オンラインでは研究室内の空気感や学生間の交流状況を直接観察することが難しいです。訪問時に感じる「場の雰囲気」を体験するのは、どうしても対面に比べて制限されます。 - 設備や環境を直接確認できない
研究室がどのような設備を備えているのか、生で確認することができません。写真や説明だけでは、細かいニュアンスが伝わりにくい場合もあります。
効果的なオンライン面談の進め方
- 事前準備を万全にする
面談の目的を明確にし、聞きたいことをリストアップしておきましょう。また、研究室のウェブサイトや教授の業績を事前に調査しておくことで、具体的な質問を準備できます。 - 適切な環境を整える
安定したインターネット接続と静かな場所を確保し、面談に集中できる環境を整えましょう。また、画面越しでも印象が良くなるよう、明るい場所で端正な服装を心がけると良いです。 - 必要なツールを活用する
ZoomやGoogle Meetなど、指定されたツールを事前にインストールし、使い方を確認しておきましょう。カメラやマイクの動作確認も忘れずに行います。
私のオンライン面談経験
私の直接の指導教官は、院試の前年度に海外でサバティカル研究をされていたため、研究室訪問が叶わない状況でした。そのため、メールを通じて連絡を取り、オンライン上で何度も面談を重ねました。
オンライン面談では、研究室の雰囲気を直接確認することはできませんでしたが、教授との対話を通じて研究の進め方や学びのスタイルについて具体的なアドバイスをいただくことができました。この経験から、オンラインでも十分な情報収集が可能であることを実感しました。
第7章 研究室訪問の際に使えるメールのテンプレート
それでは最後に、アポ取りメールの例文について紹介しましょう。
実際に使用したものをもとに、汎用性の高いテンプレート化させていただきました。
ぜひフル活用ください!
研究室訪問アポ取りメール例文(現地訪問編)
お忙しいところ失礼いたします。
お世話になっております。〇〇大学〇〇学部4年のインパス太郎と申します。
現在、△△大学の??研究科の修士課程を志望しており、特に〇〇研究室を第一志望に検討しています。
そこで、〇〇研究室に見学させていただきたいと思い、誠に勝手ながらご連絡させていただきました。
現在、私は「△△の『〇〇』と『□□』概念に関する研究(仮題)」をテーマに研究を行っております。
このテーマにおいて、先生のご著書や論考を大いに参考にさせていただいております。
そこで大変ご多忙な中で誠に恐縮ですが、近いうちに〇〇大学の先生の研究室にてお時間をいただけますと幸いです。
・第一希望: 〇月〇日(〇)〇時〜
・第二希望: 〇月〇日(〇)〇時〜
・第三希望: 〇月〇日(〇)〇時〜
ご都合の良い日時をご教示いただけますと幸いです。
また上記日程でご都合が難しい場合は、再度調整させていただければと思いますのでご連絡いただけますと幸いです。 お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
インパス太郎
〇〇大学〇〇学部4年
メール: 〇〇〇@〇〇.com
第8章 研究室訪問で成功するには…まず○○すべし!
研究室訪問やオンライン面談は、大学院進学や研究活動の重要な一歩です。この記事で紹介したテンプレートを活用し、自信を持って教授や研究室の方々とコンタクトを取ってみてください。
訪問や面談を通じて得られる知見は、今後の研究生活にとって大きな財産となるはずです。また、メールや面談のやり取りを通じて、あなたの熱意や姿勢が相手に伝われば、良い結果を引き寄せる大きなきっかけになるでしょう。
ですが、実際に研究室訪問のやり方がわかっても一人で対策するのは不安、、、
東大院や京大院、東工大院、一橋、早慶の大学院に合格するためには何から手を付けて良いかわからない方がほとんどかと思います。
そこでのべ数百人以上もの相談実績のあるINPASSが断言しましょう。
まずは院試戦略を立てること、これに尽きます。
院試戦略を最初にどのくらい綿密に建てられたかで、その後の合否が大きく左右されます。
とはいえ、自分ではなにをやっていいかわからないという方に朗報です。
INPASSは、東大院や京大院、東京科学大院(旧:東工大院)、早慶大院などの最難関大学院入試の逆転合格に特化したオンライン大学院入試塾です
INPASSでは、主に下記の
・逆転合格に向けた院試対策ロードマップ作成
・専門科目対策
・英語試験対策
・研究計画書/志望理由書対策
・面接試験対策
・徹底したマンツーマン個別指導
そしてINPASSでは、過去の実績から受かりやすい専攻や研究科についても熟知しています。
そのため、より1人1人にあった最適な院試戦略を提示することが可能です。
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